ネット不動産フロンティアノート



不動産仲介業の本質・特徴・・・ No.3-5

不動産仲介業の仕事は、大別すると二つの仕事になります。

一つは、物件の買い主、借り主を探し、物件の説明をして、契約・引き渡しまでをサポートする仕事です。買い手市場、借り手市場となった今、一番大切な仕事です。

次に大切な仕事は、「新規物件」の売り主、貸し主を探すことです。「新規物件」とカッコ付けにしたのは、仲介業者にとっては、新たに売りに出された物件という意味で重要なことですが、お客さまにとっては「新規」か「既存」かはあまり問題ではないと考えるからです。

特に、新たに物件探しを始めたお客さまにとっては、「新」「旧」にかかわらず、多くの物件情報を収集します。

物件探しを始めて時間が経過し、相場感もつかめ、業界事情も分かってきたお客さまは、「新規物件」の情報に絞ってホームページのチェックをするようになります。

プロとしての仲介業者と、「セミプロ級」まで経験を積んだお客さまが「新規物件」に注目し、力を入れるということでしょうか。

かつては、「売り客1人は、買い客10人」とよく云われたようです。物件を売りたいという依頼をしてくれるお客さま1人は、買いたいと相談にくるお客さま10人と同じ価値がある、という意味で使われた言葉です。

今でも、この業界の「鉄則」を守って、自社物件だけをホームページに載せ、ひたすら、お客さまの来店を待つ仲介業者も少なくありません。

実は、売り物件を自社の力だけで探し出し、売り出し価格を決めて、「新規物件」としてマーケットに出す作業は容易なことではありません。

長期間、空家になっている物件の登記簿謄本を取り寄せ、所有者の住所に手紙を出して、売却意思の確認作業を進めるのも一つの方法です。

当社も、開業当初はこの作業にかなり力を入れて実施しました。様々なルートから空家情報を集め、所有者に当社の紹介と売却意思の確認と依頼という地道な作業の繰り返しです。

空家の近所に住む人からの依頼で「売却意思」の確認を行ったケースも少なくありません。

しかし、この作業はあまり効果がなかったといえます。人間の心理として、「売って下さい」「売るつもりはありませんか」といわれると、どうしても高い価格を希望し、提示したがるからでしょう。

売却物件の依頼を多く受けるためには、売却する必要にせまられた人、売却の意思をある程度固めた人から「相談」を受ける仕組み作りがポイントではないでしょうか。

ネット時代の不動産仲介業、とりわけネット不動産が売却相談・売却依頼を受けるルートは、やはりネット店舗・ホームページを通してというルートが本筋なのです。

当社の場合、売却依頼の「文書作戦」はあまり成果を出しませんでしたが、ホームページ経由の売却相談・売却依頼は確実に増えています。

特に、YahooとGoogleで「福島市・不動産」で1位をキープしているこの1年あまりのあいだに、毎月2〜3件の売却相談を受けるようになってきました。

目だつのは、福島市内の住宅(空家)を相続した県外、主に関東圏に住む方からの相談です。

リフォームに適さない古い住宅が多いので、解体業者の紹介に始まり更地化、売却希望価格の相談、契約・引き渡しと、一連の作業のお手伝いをします。

引き渡し終了後、「お客さまの声」としてアンケートに答えていただくようにしています。この時に分かるのですが、YahooとGoogleで1位に表示される効果の大きさです。

「福島市・不動産」というビッグキーワードで1位表示ということは、それだけでお客さまにとっては「信用」「信頼感」を持っていただけたということのようです。

加えて不動産鑑定士が、売却価格の無料査を行うという効果も大きいのかもしれません。

いずれにせよ、ビッグキーワードでの検索エンジンの上位表示を続けることは、ネット不動産にとっては、十分条件ではないが、絶対必要条件だと断言できます。

では、十分条件を満たすものは何でしょうか。いうまでもないことですが、それはホームページのコンテンツの充実であり、リアル店舗での仲介サービスの質の高さということです。つまり、顧客満足の提供ということにつきるのではないでしょうか。



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