インターネット時代の仲介業・・・ No.2-4売買仲介、賃貸仲介いずれにしても、仲介業者のホームページを一度見ただけで、希望する物件がすぐに見つかることはまずありません。 初めてホームページを見ていただいたお客さま、つまり、ネット店舗を初めて訪れたお客さまに分かってもらいたいことは、この会社はマメにマジメに物件情報を収集し、しっかりと発信しているという会社の姿勢です。 そして、物件探し、物件情報の収集には、この会社のホームページは外せないと思ってもらうことです。 「物件購入ガイド」「不動産会社選びのポイント」「未公開物件とは」などの初心者向けの解説文も少なからぬ役割を果すのではないでしょうか。 くり返しホームページを見て下さるお客さまを、業界用語ではホームページ・アクセス・リピーターと云います。 トップページの目立つ場所には、「希望条件登録」はここから「←」などという欄が置かれています。 この不安感・不信感をどうやって「払拭」するかが、ホームページ運営、ネット店舗経営の最高のノウハウではないでしょうか。 ネット店舗の商品である物件情報の更新(新規物件の掲載と成約済物件の削除)をマメにしっかりやることは基本中の基本です。 お客さまの生の声をホームページに掲載することも大事です。 お客さまの了解をいただき、個人名はイニシャルにしてホームページに掲載させていただきます。 こんな作業のくり返しの中から、個別物件の問い合わせや、メールでの希望条件登録、あるいは直接の来店など、お客さまとの信頼が一歩ずつ進むのではないでしょうか。 お客さまの立場からすれば、ホームページは10回も20回も見た。 以上は売買仲介の場合ですが、賃貸仲介でも大筋は同じです。 素早く行動し、物件を押さえないと、賃貸物件は足が速いことをお客さま自身がよくご存知だからです。 以上のまとめとして「ネット不動産行動原理」を記せばこんなところでしょうか。 ○お客さま、消費者側の目で自社のホームページを常に見なおす。 ○お客さまの行動、顧客層の変化に自分の会社を合わせる。 ○会社の都合をお客さまに押しつけることがあってはならない。 ○ネット時代のお客さまに「建前」は通用しない。「本音」と「本気」での対応が求められている。 ○ネット店舗・ホームページは単なるツールではない。ネット不動産の「本店」「店舗」そのものであり、ここが「繁盛」しなければ、本業の「繁栄」もありえない ネット時代の最大の特徴は、お客さまから徹底して比較されることです。 ネット時代の「戦略的高地」はどこにあるのでしょうか? 戦場を不動産仲介業という分野に限っていえば、それは「検索エンジンの中にある」と断言できます。 |
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